活性炭について

脱臭剤活性炭は、オガ屑・硬質の木材チップ・木炭・草炭・石炭等を原料にし、高温でガスや薬品と反応させて作られる微細孔を持つ炭素です。
配合またはそのまま使用することにより幅広い用途に使用することが可能です。


活性炭とは

木炭や石炭、ヤシ殻などの炭素物質を高温で炭化、活性化することにより微細孔(直径10~200Å)が生成された無定形の炭素です。
この微細孔は内部に網目状に構成され大きい表面積(500~2500㎡/g)を生むため、種々の物質を吸着することができます。


代表的な使用例

  • 水・酒などの精製
  • 医薬品分野での液相脱色・分離精製
  • 冷蔵庫・工場などの脱臭
  • オゾンの除去処理
  • 排ガス処理・空気の浄化 など

特徴

  • 品質が均一で常に安定しており、水分・ニオイの成分・色の成分等の吸着力が非常に優れている。
  • 脱酸性能に優れている。
  • 化学物質を吸着し、除去することができる。

種類

== 分包品 ==

活性炭分包品イメージ画像

== シブレット ==

シブレットイメージ画像

== セカード ==

セカードイメージ画像

吸着性質

活性炭
原材料ヤシ殻、おが屑、石炭など
炭化温度(℃)750~1,200(賦活温度)
表面積(㎡/g)800~1,300
細孔分布30Å前後~
吸着性能
見かけ比重(g/cc)0.5
合成ゼオライト

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